ツキヒメ

Tsukihime

概要

カジノ『パンドラボックス』のカードコーナーは常に賑わいを見せているが、時に彼女が訪れる時、その賑わいは殊更に高揚する。ツキヒメ、カードの女王にして、王の細君。名うての勝負師でも彼女には敬意を払い、か弱き者は一目散に勝負を降りる。艶然と笑む彼女の前には、次第にチップの山が築かれる。終ぞ負け知らずの、幸運の女神に愛された者。それがツキヒメだった。

性格、気質

何もかもを見透かしているような微笑みを絶やさないことで、初見では怜悧な印象や、恐ろしい印象を受ける者が多い。しかし彼女自身は非常に甘やかで優しい。一度会話をすれば彼女の蕩けるような囁きの虜にされる。そして、その後の責任は誰も持ってくれはしない。

好きなもの、嫌いなもの

カードゲームは好きだが、それよりも楽しいお喋りや飲み物、そして美しいものや華やかなものを好む。逆に見窄らしいものは嫌う。かつての時代の貴婦人のような優雅で上品な振る舞いを好む。
食べ物であればとりわけチョコレート類をこよなく愛し、どちらかといえばビターな物が好き。蕩かすように味わう。

戦闘

戦うことはからきしで、戦力にはならない。泥臭さとは無縁な彼女は、繊細で嫋やかな、守るべき女そのものだ。

価値観、死生観など

強固な価値観や生命観を持たない彼女は、他人の価値観を肯定して生きている。即ちシュワルツの価値観を肯定し、それに倣っている。彼を愛し慈しみ、彼に愛される以上の自分は不必要で、今ここに、シュワルツの傍に立つ自分だけを肯定する。

生まれ

故に、シュワルツと出会う以前の事は語らない。その情報に彼女は意味を見出せないのだ。噂では、どこかの店で娼妓をしていただとか、かつては歌姫であったのだとか、様々に口々に言われているが、ツキヒメはそれを肯定も否定もせずに、ただ微笑んでいる。

家族、対人関係

・シュワルツ
最愛の男であり、パートナー。自身の存在の理由であり、全てである。彼が望む事を何でもしてやりたいと思うし、これまでも常にそうしてきた。

プロフィール

血 族:鹿狼族
年 齢:30代前半
誕生日:晩冬
身 長:170cm前後、ヒール込み
体 格:Gカップ
口 調:華やかで丁寧

「あらあら、また私の勝ちね。嬉しいわ!」
「私には貴方がいるもの。そして、貴方には私がいるのよ。だからちっとも、寂しくなんてないの。私は貴方を愛しているわ。」

ストーリー

・主軸となるストーリーには大きく絡まない。シュワルツの隣に立ち、彼を愛する者として存在する。