Delphi


デルファイ・キャンプの主。豪快な人柄で面倒見がよく、キャンプに住む者を皆家族として扱う。そのため、ギンプのことを息子と呼ぶが、血縁関係はない。ギンプの正義感の強さ、向こう見ずな所を理解しており、常に気にかけている。ある意味では、本当に父親のような存在。
デルファイ・キャンプの主。豪快な人柄で面倒見がよく、キャンプに住む者を皆家族として扱う。そのため、ギンプのことを息子と呼ぶが、血縁関係はない。ギンプの正義感の強さ、向こう見ずな所を理解しており、常に気にかけている。ある意味では、本当に父親のような存在。
Gently Ideal Malignant Philanthrophic Slumberer
優しく、理想的な、悪性の、慈悲深き、微睡み。悪夢の神より神の権能を譲渡され、新たな神威と成った英雄ギンプの姿である。
普段は夢界、棄却世界と呼ばれる異界で過ごしているが、代理大神として人界の出来事を観察し、必要と看做せば手を加える。
・万能神の代理権能
上位の神々が全て存在しないことを条件に利用可能となっている力。ある種の権能を持たなければ利用できないシステムを解放し、常時利用可能とする。
また、権能を創造したり、他者に権能を譲渡あるいは貸与したりすることも、この権能が可能としている。
この権能自体は能動的に譲渡することができず、自身が零落、あるいは消滅する際に自動的に剥奪され、次席のものへ与えられる。
また、(ありえないケースではあるが)より上位の神が存在するようになった場合は、最も席次の高いものへ与えられる。
・白き眠りの紡ぎ手
夢界を自身の領土として扱う権能。出入りや他者を招くことを可能にする。
・夢を導くもの
人の夢に対して、夢の神の”祝福”を与える権能。ギンプの来歴から発現した。与えられた者の願いの強さに応じて力を貸し、本人の地力以上の力を発揮させる。
・死を看取るもの
かつての死神、悪夢の神から譲り受けた権能。相手がなんであれ眠りを齎す力であり、より深い眠り、即ち死にさえ及ぶ。ただし、悪夢の神のものとは性質が異なり、”穏やかな”眠りを与える権能へと変化している。
(研究員:Jによる口述筆記)
白き夢の神より権能を与えられ、神へと引き上げられた少女です。
赤き願いの神は、10歳前後の少女の姿をしています。これは、「彼女の本来の姿」であると彼女自身が語っています。桃色とも橙色ともつかない淡色の髪と、金色の瞳が特徴的です。肌は淡褐色で、淡色の髪と褐色の肌は彼女の出自である民族の特性でもあります。
事象:英雄伝説以前は”魔竜王”として知られていました。
・万能神の補助権能
代理権能を持つ者を助け、自身を次席とする権能。代理権能に準じ、多くのシステムを解放し、利用可能とする。
代理権能を持つものが剥奪、譲渡できる権能であり、代理権能によって上書きされる。
・赤き眠りの紡ぎ手
夢界を自身の領土として扱う権能。出入りや他者を招くことを可能にする。
・願いを導く星
人の願いを汲み、それに相応しい力を授ける権能。白き夢の神の権能に近いが、似て非なる力。この力は祝福ではなく、一時的に力を授けるだけである。
・四ツ葉の揺籃
サリア自身がサリアの望むままに振る舞うための権能。魔竜王の力を封じ、異なる権能へと昇華する。
・魔竜の烙印
強い願いの力を秘めたものに、魔王の力が加わった複合的な権能。魔竜王としての現界を可能にし、人界に絶望をもたらす。また、この権能に関わって絶望を与えられた者を自身の眷属へと変化させ、同様の効果を持つ”魔竜の落胤”の呪いを与える。
“四ツ葉の揺籃”により、”願いを導く星”へと変化している。
(研究員Jによる聴取)
「それでは、お父様のことから伺ってもよろしいでしょうか?」
「(照れ臭そうに)勿論」
「ZeTAがオラクルという名前で雇用していた彼女が、あなたのお父様、なのですよね?」
「ええ、そういうことになるようね」
「申し訳ありません、私たちもあまり詳しい状況を把握できてなくてですね……。オラクルは、悪夢の神がこちらへ遣わした精霊である、ということは認識できているのですが」
「その認識で正しいと思うわ。本来、”オラクル”というのは、悪夢の神の下位ユニット、神使徒に当たる存在で、特定の個人ではないの。悪夢の神は、現実から逃げ出してしまったヒトたちの魂の受け皿として、その容れ物を使うのよ。だから、神霊ではあるけれど、オラクルの中身はいつだってどこかの誰かさんなの。」
「どこかの誰かさん……。」
「私も本来は、そうなるはずだったから。悪夢の神は、現実を諦めた私を一旦は受け入れてくれた。けれど、その後私がオラクルの容れ物を賜ることはなかった。私はあの時既に竜で、魔王だったのよ。だから悪夢の神は、私を眠らせてしまうしかなかったのでしょう。……ごめんなさい、お父さんの話だったわね。」
「ええと、構いません。私たちは、新しい神となったあなたについて知りたいだけですから……。」
「つまりお父さんは、システムに乗っかっただけで、正しく”オラクル”として受肉したわけではないのよ。」
崩壊した世界の中に残り咲く、高嶺の娼妓。氷のオリガと呼ばれ、見目の麗しさと冷淡な態度で知られていた。
あるときからこの世界最大の闇市キャンプ、ラザロ・キャンプへと身を寄せている。キャンプマスターであるラザロに途方もない金額で買われたと噂されていたが、実際は互いが望んでのことだったようだ。
その後、流行り病で呆気なく落命する。
※がらくた英雄伝説本編のネタバレが含まれます!※
「そうとも、ワシが七ツ星。あまりに可憐で驚いたじゃろ♡」
ジーニィ・キャンプこと『七ツ星商会』の会長を務める、少女の見た目の老翁。そのような姿であることには複雑な理由があるそうなのだが、なんのかんのと理由をつけて語らない。
(彼は不死者であり、炉にくべた薪は『威信の全て』であった。そのため、『権力ある男性』からおおよそ遠い姿である『無力な少女』へと変えられてしまったのだが、その程度で転ぶジーニィではなかった)
七ツ星商会は、元々は運送業の組合であったが、最近はキャンプを渡り歩きながらカレーを売っている(カレートラック)のが主。カレーついでに色々買ってもらうために、カレーそのものは安くてうまい。
「私は納得いかないけどね。戦う力があったって、この子は子供さ。」
七ツ星商会の運営するカレートラック、その運転手兼料理人。トラックひとつで商売をするのに相応しい、見た目通りの肝っ玉と人情を備えた人柄。作るカレーはとても美味しい。
「お爺様、ご機嫌麗しう…」
ジーニィの玄孫にあたる。カレートラックでマスコットガールを務めている。無口でおとなしいが、ジーニィからはとても可愛がられている。守護の魔法を使うことができるらしい。
「先にウチの弟に手出しやがったのはテメエらのほうだろうが!」
キャンプ周辺での強盗や略奪で生計を立てる、男5人兄弟の小悪党集団。名前は上からメタ、マヤ、メサ、ブレンダ、ブライス。ジャギーズのような、犯罪行為でなんとか生活している者は少なくなく、それを犯罪と咎める法も存在しない。
次男マヤはサクラを騙して殺し、ギンプに返り討ちにされた男。メタたちはマヤの所業を知らず、マヤが被害者だと考えている。実際にはギンプはマヤを殺しておらず、それを知ったことでジャギーズの誤解も解けた。マヤが殺しにまで手を染めていることを知らなかった長男メタは、デルファイに正式に詫びを入れ、デルファイ・キャンプでの生活を始めた。
竜を率いていると言われる、巨大で強大な竜。ZeTAにより確認されている3匹のうちの1匹。
『石の棺』作戦により、プレアデスキャンプに助力したギンプ、ブルーバードらにより討滅された。爆撃やオラクルの近接戦闘でも殺しきることができない頑丈さで、ブルーバードに頭を撃ち抜かれるまで、脚を捥がれても戦おうとした。アズラエルの討滅により、巨大竜が周囲の竜に影響力を持つことが確実となった。
竜に変化する以前は、鉄道員であった。魔竜王の破壊から人々を逃すために鉄道を走らせたが、魔竜王によって旅客ごと鏖殺され、絶望の中巨大竜となった。
竜を率いていると言われる、巨大で強大な竜。ZeTAにより確認されている3匹のうちの1匹。
汚染水の広がった海、汚染海域を拠点としており、手出しができなかった。しかし、ジーニィら七ツ星商会の協力を得、討滅に成功。再生能力を持つが、シャルトリューズの炎の魔法によって全身を炙られ、再生不能になるまで殺された。
竜に変化する以前は、海の女神の演目で有名になった舞台歌手であった。魔竜王が目覚めたその日は、彼女にとって最高の日となる筈だったのだ。楽屋花を携えた恋人の訪れを待っていると、俄かに世界が騒がしくなる。然り、彼女を訪れたのは、後に魔竜王と呼ばれる怪物であった。
竜を率いていると言われる、巨大で強大な竜。ZeTAにより確認されている3匹のうちの1匹。
『霧の竜』と呼ばれており、初めて確認された時から長らく姿を隠していた。その正体は、人と竜の姿を自在に取ることができる、シャルトリューズであった。
幼い頃に魔竜王と出会い、その命を見逃されているが、シャルトリューズはそれを「見捨てられた」と捉えている。人と竜のいずれも嫌っており、世界が救われるためには何方も滅ぶべきだと考えている。竜としての力を手にいれてはいるが、他の竜たちとは根本的に異なっており、竜の力を維持するために定期的な食事(他人の絶望を摂食すること)が必要となる。