Julio the Wing-Covert
※きっとボン・ヴォヤージュ!のネタバレを含みます!

概要
「輝きの海賊団」に属する、ブルーテイルの親友。料理が得意で、船内での食事は彼が用意しているため、フリオの自認は海賊というよりも料理人。
一見、自由人なブルーテイルに振り回されているように見えるが、彼を海へと誘ったのはそもそもフリオである。
フリオは、ブルーテイルの実家であるメッセンジャー提督家で育てられた孤児のひとりだ。歳が近かったことから、ブルーテイルとは幼い頃から仲が良く、いわば幼馴染のような間柄でもある。
提督家に賊が打ち入ったことで、ひとりになってしまったブルーテイルを放っておけず、共に旅に出ることになった——と、フリオ本人は思っていた。
実際は、メッセンジャー家が焼け落ちたとき、フリオは事件に巻き込まれ、落命している。
フリオを失わないために、ブルーテイルは何度も時間を繰り返し、ついにフリオを救う道を見つけ出すまでに至った。しかし、フリオの魂が一度死んだという事実が覆ることはない。
ブルーテイルがその業を負っていると知り、フリオは「理解している」と思っていた親友のことをまるで理解できていなかったことに憤る。
自分はブルーテイルを助けたつもりで、彼の荷物を増やしただけなのではないか。
ブルーテイルがそれを否定したとしても、フリオはその問いを自問し続けるだろう。

プロフィール
血 族:不詳
年 齢:ブルーテイルより歳下
誕生日:わからない
身 長:190cmに少し足りないぐらい
体 格:細身で長身
口 調:海賊らしく乱暴
「行こう、ブルーテイル。お前のいきたいところへ、どこへでも。」
「黙ってついて来いって言ったのお前だろうが! 何も話せねえんだろがいっ!!」
「だってそうだろ。あいつが誰かの人生まで背負って戦う必要なんかねえ。」