Bluetales the Sprendor
※きっとボン・ヴォヤージュ!のネタバレを含みます!

概要
「輝きの海賊団」に属する自由海賊。明るく気ままでお祭り好き、それでいてどこかしら魂の芯を感じさせる男。
船の名前はルス・デ・ミス・オホスと云うが、これは「瞳の輝き」を意味し、アルゴ近海では女性への口説き文句でもある。
実はアルゴ貴族の家系である、メッセンジャー提督家に生まれたひとり息子だった。
彼の両親は、表向きは孤児の支援としていたが、貧しい子供たちを引き取って、低賃金の労働力や、身体を売り物とするように育てて売り捌くという搾取を行っていた。しかし、幼く力の無いブルーテイルには、それをどうすることもできなかった。
盗賊により彼の両親が討たれたとき、屋敷は火を放たれ、子供達も共々に焼け落ちた。ブルーテイルは彼らを救えなかった。その時、ブルーテイルは彼らの未来を負った。すなわち、彼は「託された者」となったのだった。
「託された者」はアルゴに広く見られる現象であり、親しい者の落命に立ち会うなどした時に発現する能力である。死者の想いを託された、と解釈され、その力の証として頭上に赤い天輪を授かる。
ブルーテイルの力は、時間と空間を飛び越える。その力を用いて、彼は何度も大切なものを救うために足掻いた。何百、何千、何万回の喪失を経験し、その度にやり直して、何も諦めなかった。もはや「足掻く」ことをやめられない状態が、一種の呪いとして彼を縛り付けている。
それでもなお、ブルーテイルは諦めすらも踏破すると誓っている。その手からこぼしてしまったものを、今度こそ全て掬い上げるために。
——その為に、己が人でなくなったとしても。
プロフィール
血 族:不詳
年 齢:数えるのをやめてしまった
誕生日:夏の日差しが和らぎ始めたころ
身 長:175cmぐらい
体 格:筋肉質だが細身、着痩せタイプ
口 調:エレガンスだがしっかり海賊
「フリオ、何かいい感じの料理を頼む!! 宴だ!!」
「あの日に失うはずだった君が、私の腕の中で最期の息をした君が、私の覚悟の原点。」